N3700Mに買い換えた

そろそろ震災から5年になり、原発も収束していない。 だが舌の根も乾かぬ内に省電力のことなんかとうに忘れているジャップの様相である。 SoCオンボードも一時期は多数があったように思うが、今は少ない気がする。 そもそも所謂「自作市場」が縮小した(景気が底無しに悪化している)からだと思う

というのも、M/B を MSI J1900I から ASRock N3700M に換えた。 選択肢が ASRock 以外に無かった。 ASRock の M/B で CPU は Intel の Braswell でないと入手不可能だった

Intel N3700 は、4コアで、Pentium ブランドの Atom プロセッサだ。 コードネームは Braswell である。 Intel は、同じ Braswell でも下位モデルは Celeron ブランドで売っている

ASRock の N3700M は、 MicroATX の方だ。

RAM は DDR3 又は DDR3L の、フルサイズの DIMM 対応(最大8GB×2)である(MiniITX 版と異なり、SO-DIMMではない)。

DVI-D(〜1920x1200)/HDMI(〜3840x2160@30Hz/〜2560x1600)/D-Sub(〜1920x1200だが実用的ではないのでやる人は殆ど居ない)、3つ同時使用可。

USB3.0/2.0、ギガビットイーサネット(RTL8111GR)、オンボードサウンド(Realtek ALC887)。 USBは、背面に各2個ある、基板上の端子に接続するとさらに2/4個増設可能である(ケース付属のだとかフロントベゼルだとか要る)。 SATA3.0が2個。PCI Express 2.0 スロットは3個、上段と下段が1倍で、中段が16倍(だが、この M/B に 高性能グラフィックスボードを挿す人はどのくらい居るのだか。おそらく SSD 等を挿すのだろう)。

基板上には、パラレル(LPT)と、シリアル2個の端子がある。また、使わないと思うが、TPM(Trusted Platform Module)端子もある。 ついでに言うと、ファンのコネクタも2つあるが、パッシヴヒートシンクのファンレスなので使わなくてもいい。 拡張性が高いので、M/Bの消費電力はそれなりにあると思う

N3700 のクロック周波数幅は、 480 MHz - 2.40 GHz に(J1900 Baytrail-Dより)広がっている。 下が 480 MHz という低さだから、アイドリング時の消費電力は少なく、低発熱だ

N3700M の映像出力は DVI-D/HDMI/D-Sub の3本だが、内部的には HDMI1/HDMI2/HDMI3 であるらしい。xrandr でそう表示される。 aplay -l でも、 HDMI 0, HDMI 1, HDMI 2 が表示されるのだが、DVI や D-Sub に音声出力は無い

M/B 上のデバイスが増えてしまったので、 Linux カーネルで有効にする項目が増えてしまった。 もっとも、パラレルだとかシリアルだとかTPMだとかGPIOだとか私は使わないので無効のままでもいいのだが

Intel の人も言っているが、CPU governor は原則として powersave で足りる。 バッテリ駆動をやるならば conservative も有り得るが。 (ちなみに、Linux カーネル自体には performance/ondemand/powersave/conservative/userspaceの5種類有る。) powersave だと、高負荷時は最高速度になるし、アイドリング時には最低速度になる

MSI J1900I と比べると、 J1900I は機能がいくらか差し替えられていたり、不可解な動作をすることがあった。 例えば USB キーボードからはスタンバイからの復帰が不可能だったりしたが、 この支障は N3700M には無い

N3700M の総評を言うと、パラレルやシリアルや TPM という要らないであろう端子があるのがムダなものの、 PCI Express は3本あるので、拡張には余裕が有る(eSATA だとか RAID だとかで挿す人は居るだろう)。 DIMM はフルサイズなのでSO-DIMMより廉価で(パーツショップでは)より入手しやすい(残念ながら DDR3/DDR3L迄で、DDR4ではないが)。 (3Dゲーマーや動画エンコードには向いていないものの)大概の用途にはこれで足り、 電力消費のムダが少なくなるだろう

pkgconfのpkgconfigとの互換性

あけましておめでとうございます

さて、古典的な pkg-config(http://pkgconfig.freedesktop.org/wiki/) の 代わりとして、 pkgconf というものがある https://github.com/pkgconf/pkgconf

例えば Gentoo だと、 virtual/pkgconfig がインストールされていると pkg-config が入っていると認識される。 その pkg-config の実体を何にするかの選択肢は

  • dev-util/pkgconfig (もともとの`pkg-config`。 GPL ライセンス)

  • dev-util/pkgconf (BSD 1条項ライセンス)

  • dev-util/pkgconfig-openbsd (ISC ライセンス。GNU を徹底的に疎外したいOpenBSD版)

このライセンスの相異を見れば、 賢明な人の多くは GPL ライセンスが良いのは判っているから、 `dev-util/pkgconfig`を選ぶだろう。 それにその方が互換性としても確実だ

ちなみに Funtoo だと、 dev-util/pkgconf の一択である。選択の余地はない。 この点は酷いと思う https://github.com/funtoo/ports-2012/tree/funtoo.org/virtual/pkgconfig

dev-util/pkgconfpkg-config としてインストールするには、 USE="pkg-config" を要する。 言い換えれば dev-util/pkgconf[pkg-config] をインストールする。 そうすると何が起こるかというと、/usr/bin/pkg-config にシンボリックリンクを張る このシンボリックリンクを張るという解決策が、良くない

export PKG_CONFIG=/usr/bin/pkgconf が適切である。 つまり envvar で明示する

順って、どこかにこの export を為込まなければならぬ。 例えば Portage であれば /etc/portage/bashrc に書くのがよいだろう。 また求めるならば、シェルなどにおいても export をしてもよい

この envvar は、configure スクリプトなどが読み込むので、 適切に処理されるはずである

課題を整頓するとつまり

  • Gentoo の dev-util/pkgconf は、「export すべし」と情報公開でもすべきである

  • Funtoo は pkgconf 一択を撤回すべきである

  • ユーザは、 dev-util/pkgconfig を用いるのが無難である

mozc-neologd-utを追加

ここの更新はおろそかになっているが、 wjn-overlay の更新は随時行っている。 https://bitbucket.org/wjn/wjn-overlay

先日に、 app-i18n/mozc-neologd-ut を wjn-overlay に追加した

Mozc NEologd UT Dictionary は、 Mozc UT Dictionary (mozc-ut) の UTUMI 氏が、 mecab-ipadic-NEologd の方を Mozc の変換辞書として利用するようにする Mozc に対する一種のパッチだ

Mozc UT では、はてなキーワードやニコニコ大百科、カタカナから英単語に変換する辞書や郵便番号辞書などを独自に組み込んでいる

それに対して、 mecab-ipadic-NEologd が既に、はてなキーワードや、郵便番号データから得た地名や、駅名、Mozcの辞書由来の人名、ウェブクロールデータを収載している

そこで、 Mozc NEologd UT Dictionary は、mecab-ipadic-NEologd 以外には郵便番号辞書を加える程度になっている

mozc-ut では、ニコニコ大百科のライセンス関係に不明点があった。 それに対して、 mozc-neologd-ut は比較的にはライセンスが明瞭だ

但し、はてなキーワードは依然として組み込まれているため、そのライセンスが依然として拘束的である。 http://developer.hatena.ne.jp/ja/documents/keyword/misc/catalog

キーワード一覧ファイルの利用にあたって

キーワード一覧は、趣味目的、学術研究利用、私的利用の範囲内ではご自由にご利用いただいて構いません。ご利用にあたっては、出典としてはてなおよびはてなキーワードへの参照を併記していただけると助かります。

商用利用に関しましては別途はてな社内にてその利用可否について検討させていただきますのでサポート窓口までお問い合わせください。

ニコニコ大百科という特異な辞書は省かれたが、 mecab-ipadic-NEologd の収載内容が膨大であるため、mozc-neologd-ut は強力だ。 また、今迄の mozc-ut は 月1回更新だったが、mecab-ipadic-NEologd は週2回(月・木)自動更新になっているので、この辞書を挿し替えてインストールし直してやることで週2回の更新にすることも可能である

ライセンス関係で mozc-ut よりも mozc-neologd-ut の方が明瞭であることから、今迄 mozc-ut を使っていた人は移行する方が良いかもしれない。 また、UTUMI 氏はいったい mozc-ut を更新し続けるかも判らないもので、そのうち停止するのではないかしらと思う

wjn's repos' info.

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