Gentoo が公式に Git に移行

Gentoo が公式にも CVS から Git に移行したのは既報の通りである。 この移行は、「リポジトリをメンテナンスするための手段が CVS から Git に換わった」という意味だ。 所謂 Gentoo developer が利用をするのが、今までは CVS だったのが、 公式に「Git に変えなさい」ということになり、Git 用の公式なサーバとリポジトリもつくられた 参照: https://gitweb.gentoo.org/

他方のユーザにとっては、今のところは、従来の rsync 等の手段の維持がされている。 近い将来に rsync が deprecated になるとは思われるけれども、 まだだし、段階的な移行措置がなされるはずなので、慌てて設定変更をしなくてもよい

同様に、既に GitHub のミラーを取得するように設定の移行をしたという人からすると、 Git を使い続けること自体には変わりが無い

ただ念の為に書いておくと、 以前の gentoo-portage-rsync-mirror ( github.com/gentoo/gentoo-portage-rsync-mirror.git ) は廃止となる。 設定を github.com/gentoo-mirror/gentoo.git に差し替えるのが正解。

それに対して、 github.com/gentoo/gentoo.git の方は、 developer 用の anongit.gentoo.org/git/repo/gentoo.git のミラーだから、ユーザ向けではない。(将来は GitHub で pull request を受け付ける可能性がある。)

anongit.gentoo.org/git/repo/gentoo.git や github.com/gentoo/gentoo.git と、 github.com/gentoo-mirror/gentoo.git とは何が異なるかというと、 メタデータ ( /metadata/md5-cache/* ) の生成がなされているかどうかという点だ。 だからもし github.com/gentoo/gentoo.git をリポジトリとして使おうと思うものならば、 egencache --repo=gentoo --update をせねばリポジトリの検索で支障が出る。 そして gentoo リポジトリは膨大なので、 egencache の完了には何分もかかるだろう

github.com/gentoo-mirror のアカウントには、 gentoo リポジトリ以外にも、 いくつもの overlay のミラーも置いてある。これらも metadata/md5-cache 生成済だ。 しかるに、今迄 overlay を利用して egencache も行うようにしていた人も、 この github.com/gentoo-mirror のミラーに移行すれば、 egencache 不要になり、 よって同期処理が早く済む。

この辺りは Gentoo 関連のウェブサイトにもあまり書いていないし、 ましてや日語の記事は皆無に近い。 まあ見ればわかることなのだが。 フリーソフトウェアを解さずにコピペして「OSS使ってる俺カッコいい」的な思い違えをしている人は、 自分の脳で考えるように人生習慣を改める必要がある。

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