青柳フォントシリーズのebuildを追加

青柳衡山フォントなどは、一部のディストリビューションのリポジトリでは提供されているのでかなり有名かもしれない。 パブリックドメイン(著作権「放棄」)なので、提供が可能なのだ。

それで、この、青柳衡山師、青柳疎石師のフォントをemerge するための ebuild を書いた。wjn-overlay media-fonts/aoyagi*

また、武蔵システム社のウェブサイトでは、IPAフォントをもとにした「半角」「2/3角」のフォントも配布しており、実用性があるとも思われるので、これも ebuild を書いた。もちろんこちらはIPAfontライセンス。

さて、日本語フォントに関しては、ライセンス上でフリーソフトウェアになっているものは限られている。そのため、フォントが充実しにくい。

それこそWindowsなどのプロプライエタリでも、自社で製作したりしている。MS明朝などにしても業者に制作させたものを買い取って添付しているそうだ。ジャストシステムの一太郎にはJS明朝などが入っているが、これらのフォントも自社製作やセット販売である。プロプライエタリで、有償で販売していてコピー不可といったソフトウェアだと、こういったことができるのだ。

インターネット上で無償で配布されているフォントにしても、独自ライセンスのものが少なくない(販売禁止とか改変禁止とか、ウェブサイトにコメント書いてくれとか……)。これらはリポジトリに入れて配布することはできないわけで。 残念ながら、こういった無償配布の制作者には、一般的なライセンスを採用しようという発想を知らない人が少なくない。それでは無論 /usr/portage/licenses にも入っていない。

nikola の ebuild を追加

Gentoo のオフィシャル Portage (gentoo リポジトリ)に nikola-7.0.0 がまだ無い。

なので、書いた。

Nikola というのは、ウェブサイト生成器の一種である。 github.io などでは、アクセスに対してインタラクティブに動作するWordpressのようなソフトウェアが使えない。例えば、昔ながらのFTPでputするしかないようなウェブスペースでも役に立つ。

それで、ジキル博士や蛸が人気が有るけれども、此処では試しに Nikola を採用してみている。 Nikolaの特徴は、python プログラムであることや、 rst の他に md や wiki記法、bbcode などにさえ対応していることなどが挙げられる。 追加可能なプラグインはかなり有るが、デザインテーマはいささか少ないかもしれない(あと殆どが bootstrap のようなデザイン)。

Nikola は、python プログラムの dependency がかなり多い。全機能を有効にすると大変なことになる。特に、 ipython を入れると emerge が大変だ。USEフラグを細分化したので、不要なものは外すとよい。

また注意点として、キャラクタコードセットのエンコードの問題が有る。utf-8 ではなく ascii になっているとうまく動かない。また、conf.py で "FORCE_ISO8601 = True" にしておかないとメタデータの日時が日本語になってしまうために処理不能になるようだ。参考 http://yukihir0.hatenablog.jp/entry/20110131/1296478348

ところで、 Gentoo では emerge (もしくはそれ以外のパッケージマネジャ)を利用することが原則だ。だから、 python プログラムのインストールには pip などを用いるのは邪道だと言われかねない。同じことが CPAN や gem にも言える。しかし、 emerge に拘ることが事態を複雑にもしていると思われる。 Nikola にしても、pip nikola (pip nikola[extras]) でインストールするのが、Nikola公式のインストール方法である。

アイコンテーマとフォントの追加

昨日、Gentoo GNU/Linux 用の wjn-overlayに以下の ebuild を追加。

  • x11-themes/gion-icon-theme

  • x11-themes/neu-icon-theme

  • media-fonts/yoz-mobomoga

  • media-fonts/yozeng

  • media-fonts/yozfont

  • media-fonts/yozfontkm

gion-icon-theme と neu-icon-theme は、 nuovo-icon-theme で割と知られているSilvestre Herrera 氏のもの。

Y.Oz フォント群は、Y.Oz氏のもの。 Y.Oz fontはペン字。Y.Oz font KMは毛筆。Y.Oz englishはタイプライタ風とデジタルディスプレイ風。MoboMogaはIPAとM+ベースの明朝・ゴシック。

Gentoo Portage (gentoo リポジトリ)は、テーマやフォントが意外に少ない(AURに比べれば)。この辺を増やしていくと受けは良くなると思うのだけれど、しかしGentoo自体が、かなり技能の有る人でないと扱えないので、ユーザ数はそれほど増えないと思う。どうせ殆どの人は、コンピュータという道具に手間暇掛けたくないのだろうから。頭を使いたくない、煩わされたくないのである。だからWindowsが用いられ、UbuntuやせいぜいDebianやFedora辺りのユーザが多いのだ。

日本語フォントを含め、CJK(中国文化圏言語)にも抜かりがある。 ちなみに、wjn-overlay には Mozc (Fcitx/uim/IBus/Emacs対応)、Mozc-UTも入れてある。

ArchLinuxではAURで、obsoleteなものすら入っているほどに大量にPKGBUILDがあるのに対して、Gentoo では私家版ebuildを探すのに苦労します。 layman で入れられるオフィシャルな sunrise リポジトリが十分に活用されていないのもあるのかもしれません。

かといって、安易に ebuild / PKGBUILD を作成しまくると、メンテナとしての確認・更新作業が増えるのでつらいところ。(メンテナで飯食えればもっとやりますけど。カネはくれなくてもいいけど、パソコンパーツとかくれないかな(笑)。)

ところで、GitHubでの更新情報を何処に書くかってことを悩んでいます。リポジトリのWikiもあるし、リポジトリの中に文書を突っ込んでおくのも良いし。 ChangeLog派と、Wiki派と、ウェブサイト/ブログ派があるよね。

wjn's repos' info.

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