CuteMarkEd 用 ebuild をアップロードした

CuteMarkEd 用の ebuild ファイルをアップロードした。 wjn-overlay にある。

CuteMarkEd は、Qt5を基盤にしているmarkdown記法用のテキストエディタ。MS-Windows用などもあり、人気が有る。 UIは日本語に翻訳もされている。

ただ現在、Linux用の CuteMarkEdでは、日本語入力などのIMに対応しておらず、作者も気がついていないようだ。

追記: 報告したところ、Qt5では IM側でのサポートが別途必要であることを教えてもらった。GitHubのIssuesの昔の投稿では、「中国語が入力できません」→「ロケール設定をしてください」で、あさっての方向で放置されており、README.mdにも対処法が書いてなかったので解らなかった。私も無知だけど、そもそもQt5ネイティブのテキストエディタが少ないので、知らせてもらわないと気づかないと思う。IMでQt5をサポートしていないといけないので、IMによってはQt5では動かないと思われる(FcitxIBusuimは既に対応しています)。fcitxの場合はfcitx-qt5をインストールしないといけないので、ebuildを書きました

そんなわけで、日本語でのmarkdownエディタとしては現状では、ReTextが妥当な選択肢であるように思う(これはQt4で動く)。


さて、Qtのテキストエディタは、現在も更新されているものが少ない。 JuffEdが機能的に最も秀でているけれど、うちではなぜかunstableだ。

あと、なぜか、ウクライナ国民が多い。ウクライナ人かロシア人かは判らないけど(ちなみに、ウクライナ人かロシア人かでは、言語が異なる)。とにかく、ウクライナは争乱中なので、笑えない。

ともかく、今後はGTK+3を嫌った人達がQtにどんどん異動してくるので、Qt5ベースのソフトウェアが充実してくると思われる(希望的観測)。

Qtはランタイムでは軽いけれど、Qt自体のビルドには時間かかるね。qtwebkitなんか、USE="widgets"していないと失敗するし。

Audacious Git版 が Qt5 に対応

Audacious はGTK+3に対応しているけれど、 次期バージョンでは、Qt5にも対応するみたいだ。

GitHubに、製作中のQt5対応UIのソースコードが出ている。

GentooではQt4までしかgentooリポジトリにはなく qt overlayでQt5をインストールしておくわけだけれど、 Qt4とQt5の混在状態だと、qmake等のバイナリは、Qt4版にパスが通り、Qt5版は/usr/lib[64 or 32]/qt5/bin/* になる。 Qt5のバイナリが実行されるように細工しないといけない。

そんなわけでビルドするのに苦労したけど、それでできたQt UIがまた未完成にも程が有るレベルで、実用にならない。

まだ待ち。

ところで、ebuild を書いたのだけれど、横着して sed でMakefileを改変するという姑息な解決をしている。

このときに、記法で悩んだ。

具体的には、 moc, uic, rcc の3つを、/usr/lib[64 or 32]/qt5/bin/* で絶対パスを指定するように sed する。

ちなみに以下が原文

%.moc: %.h
    moc $< -o $@

ui_%.h: %.ui
    uic $< -o $@

rc_%.cc: %.qrc
    rcc $< -o $@

それで、inherit multilib をしてライブラリのディレクトリを取得するわけだけれど、それは$(get_libdir)という形でvariableのようになる。

だから、sedのパタンマッチでどうやってvariableを流しこむのか。

結論は、

sed -i 's_moc \$_/usr/'$(get_libdir)'/qt5/bin/moc $_g' Makefile
sed -i 's_uic \$_/usr/'$(get_libdir)'/qt5/bin/uic $_g' Makefile
sed -i 's_rcc \$_/usr/'$(get_libdir)'/qt5/bin/rcc $_g' Makefile

こんな風にvariableの前後で引用符を抜く。

ちなみに、パスに使用するスラッシュをエスケープすると見づらいので、sedの区切り文字をアンダーバーにしてある。

また、パタンマッチでは$をエスケープしないと行末と思われてしまうが、置換文字列にはエスケープをしてはならない。

というわけで、ちょっと技術が要った。

Miguの合成フォントと、Mplusの改変フォント

IPAフォントやM+フォントは有名で、その合成である Migmix や Migu も有名だよね。 gentoo リポジトリには既に MigmixとMiguは入っている( media-fonts/mix-mplus-ipa )。 無論、IPAフォントとM+も入っている。

こういうのは、 eix -C media-fonts [query] でもすると探しやすい。

さて、wjn-overlay に 何時間も前に git push しておいて今更なのだけれど Miguフォントには、バイナリで配布することができない合成フォントがある。 Migu 1VS, 1BT, 2DS の3つで、それぞれDejaVuSans、Bitter、DroidSans を混ぜてあるので、VS,BT,DSだ。

これを emerge するための ebuild を書いた。 「Migu 1VS/2DSフォントを手元で合成する方法」 に書いてあることをもとに、自動的に行えるようにした ebuild なだけだけれどね。

それと、M+ベース(not IPA-fonts)のフォントで、Migu フォント合成前の改変したM+フォントである Circle M+、ビットマップフォント風のPixelMplus、丸ゴシックのRounded M+という3つがある。 そして、Rounded M+ には、改良版 もある。

それで、Circle M+, PixelMplus, 改良版のRounded M+ のそれぞれの ebuild も書いた。

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